今日は10月なのに夏を思わせる気温。
上野の森も雲ひとつない青空が広がっています。
そんな気持ち良い緑のなかを
恐る恐る、、
上野の森美術館で開催中の『怖い絵展』を観てきました。
展覧会では、
聖書、神話や寓話、歴史の中での
人々の不安や恐怖、運命が
描かれています。
そして、
吉田洋さんのナレーションが
絵画の背景を物語のように語りかけていきます。
ビアズリーが描いた『サロメ』では、
オスカー・ワイルドの戯曲の台詞を語る洋さん、
感情入ってます!
会場入り口にある大きなパネルの左下に見られる
展覧会注目の『レディ・ジェーン・グレイの処刑』は、
幅3メートルもの大作で、
ジェーン・グレイが運命に操られ、
恐怖の瞬間を迎える様子は
まるで舞台の一場面を観ているかのようでした。
外に出ると、
いつもの青空。
現実に戻った感じで
ほっとしました。